糸を沢山、複雑に絡める方法は当院では行っておりません。
埋没法で使用する糸は二重を維持するため皮下に残ります。
長期的に何かトラブルがあった場合、容易に抜糸できることが大事です。
当院ではなるべくご希望の二重の線を作成するように、できるだけシンプルにそして効果的に二重を作成するため手術前のデザインにこだっています。
また、糸の本数や留めの数、針や注射麻酔には松竹梅のようなグレードもありません。現在、一番良いと考えられる製品や素材の使用にこだわっています。
糸のかけ方は基本皮膚側への糸の玉の結紮になります。
局所麻酔注入用の針は極細の針(34G)を使用し、痛みの緩和に気をつけています(手術料金に含む)。運針に使用する針糸は埋没法手術用の特殊針と心臓血管外科で使用されている生体内での劣化が少なく、縫合部の結紮の微調整もしやすい糸(アスフレックス)を使用しています(手術料金に含む)。
また、手術前のリラックスや、局所麻酔の注入時の痛みの緩和を目的とし、ご希望によっては鎮痛効果のある笑気麻酔を使用することも可能です(別途麻酔ガス料金は必要です)。